精神的な疲労感から息苦しさを感じていませんか?
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ストレスを感じるときってどんなときでしょうか?
物事が上手くいかない時、時間に追われる時。
職場や学校などでの人間関係、またはもっと身近な友人や家族との友人関係であったり。
精神的な疲労感が、だんだんと積み重なると身体にも影響を及ぼしてしまいます。
ストレスの原因が不安や緊張感からくる時は呼吸が速くなったり、息苦しさを感じる事があります。
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呼吸がしずらく感じたり、酸欠のようなフラフラするような感覚になったりしたことはないでしょうか?
私はヨガのお仕事を頂く為の初めてのオーディションの時、大きなスタジオでたくさんの関係者さんの中デモレッスンをしました。
呼吸が大事と口では言いながら、吸う息は全く入ってこず、吸えないから、吐けない…という悪循環。
上手く呼吸ができないから、声が全然出ず。。。。
その時は緊張よりも不安が大きくて、何をしたらいいか分からず、その場に圧倒されてしまい、出来ない自分が恥ずかしくて、その場から消えたかったです。
今はそれもいい思い出です。笑
不安も緊張も身体、筋肉を強く収縮させてしまいます。
呼吸は肺を通して行われていて、その肺は筋肉で動かされています。
「横隔膜」という筋肉です。
呼吸は横隔膜の上下の動きによって吸排気します。
横隔膜は息を吸う時に上に上がり、息を吐く時に下へと下ります。
リラックスをした状態ではこの横隔膜は下がっていますが、緊張すると膜が上がってきます。
横隔膜が上がったままだと肺が圧迫されて、一回の呼吸で入ってくる酸素の量が減ってしまいます。
何かしらのストレスによって、身体が緊張状態にあると横隔膜も上に上がったまま、呼吸がしずらくなり、身体に必要な酸素が上手く取り込めなくなります。
また、息を吐くときに使われる筋肉が緊張していると、肺を縮めようとする力が働きます。
息を吐く筋肉は、内肋間筋・外腹斜筋・腹直筋などです。
これらの筋肉は息を吸う時に伸びてくれないと息を吸うことができません。
そのため、これらの筋肉が緊張して硬くなってしまうと、息を吸っても吸ってもなかなか肺に酸素が入って来ないような感覚がします。
大切なのは吐く息
この息苦しさをなんとかしたい。
まずはすぐに取り組める事として、息を吸うことではなく、吐くことに意識を向ける事です。
息が苦しいとつい「息を吸う」ことを頑張ってしまいがちですが、「息が苦しい=横隔膜が上がったまま」の状態だと、それ以上吸う息は入ってきません。
一度横隔膜を下に下げて、肺に呼吸を入れる準備をするためにも、「息を吐く」ことに意識を向けてみましょう。
身体全部の緊張を緩めるようなイメージで、息をゆーーーっくりと吐いていきます。
身体を緩めることも、深く呼吸をすることにとても役立ちます。
ただジーと座ったり、立ったままで呼吸をするのではなく、軽いストレッチやヨガ、ラジオ体操など、身体を程よく動かしながら呼吸をしてみると、自然と深く息を吸ったり、吐いたりすることができます。
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胸を開いて、心を開く
身体の緊張が少しずつ解れてきたら、今度は姿勢を変えてみましょう!
緊張や不安があるときの姿勢って、背中が丸まっていたり、肩がすくんでいたり、目線が下を向いていたりしていませんか?
猫背の姿勢はそれだけで呼吸が浅くなりやすいと言われています。
逆に肺がある胸全体大きく開いてあげると、驚くくらい呼吸がすっと入りやすくなります。
そして背筋を伸ばし、肩の強張りを緩めてあげると自信が生まれます。
ヨガでは胸が閉じてしまうと、そこにネガティブな感情や思考を溜め込んでしまうと言われています。
そして心を閉ざしてしまい、自分の中にある愛や自分に与えられている愛、自分の周りの様々なところに溢れている愛に気づくことなく、過ごしてしまいます。
さらに、与えてくれた優しさや愛が歪んで見え、偏屈に捉えてしまったり、余計なお世話だと突き返してしまったりと。
自分自身と自分の周りとの繋がりからだんだんと孤立してしまいます。
この胸の中心にある「アナハタチャクラ」が活性化されていると、とても愛を感じやすく、自分自身とも自分の周りとも友好的で円満な関係を築けると言われています。
胸を開くことは心を開くことなんです♡
胸とココロを開く魚のポーズ
お家で時間のある時にぜひやってみてください。
気持ち沈んでいる時、気持ちをリフレッシュさせたい時にオススメのヨガのポーズです☆
《 準備 》
床の上にヨガマットまたは、厚手のバスタオルをひきましょう。
ベットの上など平らではない場所では止めましょう。
《 注意 》
低・高血圧の方、首や腰を痛めている方は、止めておくか、十分に注意が必要です。
① 仰向けになり、腕を伸ばし、手のひらを下にしてお尻の下に置き、腕を身体の下にしまいます。両足は伸ばしておきましょう。
② 息を吸いながら両肘で床を押し、胸を高く上に持ち上げます。
③ 首の前側を伸ばしながら、頭頂部を床に付けましょう。
※ 後頭部になりやすいので、頭のテッペンをつけるようにします!
④ 肩甲骨を引き寄せあって、胸を大きく広げながら4〜6呼吸していきます。
※ 首や腰に違和感を感じたらら戻りましょう。
⑤ 戻るときは、後頭部を丁寧に床に戻してから、胸を下ろします。
そのまま、仰向けで休みます。
☆ 肩こりの解消や、背中の引き締め、バストアップの効果も期待できるポーズです。
ヨガのポーズでは胸を開くポーズが沢山あります。
もちろんヨガでなくても、両手を左右に大きく広げて、胸を前にだして深く呼吸をするだけでとっても気持ちがいいですよ♪
仕事や学校、家庭などでストレスを感じた時、気分が落ち込んだ時、わたしなんて….って思っているときは、胸を思いっきり広げてゆっくり呼吸をしてみてくださいね!
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