疲労感解消に効く栄養ドリンクやエナジードリンクに気をつけて!
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朝起きて身体がダルい、疲れが残っている、疲労感が抜けないと感じる時ってありますよね。
そういう時に限って、朝から大事な会議があったり。
どうしても、今日は頑張らなくちゃいけない!!
そんな時についつい買ってしまうのが「栄養ドリンク」
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コンビニや駅の売店、自動販売機などどこでも手にすることができます。
また最近では、この栄養ドリンクと同じような感覚で飲まれている「エナジードリンク」があります。
レッドブルやモンスターエナジーがそれにあたります。
この栄養ドリンクとエナジードリンクは似ているようで、実は違いがあります。
エナジードリンクは清涼飲料水いわゆるジュースですね。
栄養ドリンクは医薬品や指定医薬部外品と分類されます。
指定医薬部外品とは、医薬品医療機器等法によれば、医薬品に準ずる分類で、人体に対する作用の緩やかなものなどが該当するそうです。
しかし、両者には共にビタミンや無水カフェインなどが含まれており、一般的には成分だけで判別するのは困難です。
栄養ドリンクのラベルには、”肉体疲労時の栄養補給”や”滋養強壮”などの効能が表示されており、エナジードリンクには含まれない、タウリン、フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)、グルクロノラクトンなどの成分が含まれていることが分かります。
疲れを感じた時の栄養補給をするには、「栄養ドリンク」を飲むとよいですね!
疲れの原因の一つである、ビタミンB1を補うことができるのも、栄養ドリンクのメリットです。
エネルギー源となる3大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)のうち、糖質が燃焼するときに必要になるのがビタミンB1です。
B1が不足すると、糖質からエネルギーがうまくつくられず、疲労を感じるようになります。
また寝不足が原因で疲労感がある場合には、カフェインを摂ることで一時的ではありますが身体がシャキっとして、目が冴えてきます。
このカフェインは栄養ドリンク、エナジードリンクどちらにも含まれていますが、
エナジードリンクの方が多く含まれていることが多いです。
眠気覚ましや、テンションを上げたい時、気分をスッキリとさせたい時は「エナジードリンク」が効果的ですね!
また、眠気覚ましを強調している「栄養ドリンク」にも多く含まれているようです。
そしてここで気をつけなければいけないのが、「カフェインの摂取量」です。
カフェインの大量摂取は身体に大きな負担を与えます。
昨年の12月にはエナジードリンクを頻繁に飲んでいた九州地方の20代男性がカフェイン中毒で死亡していたことが、福岡大法医学教室の発表によって明らかになりました。
この男性は、24時間営業のガソリンスタンドで深夜から早朝にかけて勤務しており、眠気を覚ますために、日常的にエナジードリンクを飲んでいたそうです。
しかし、死亡した1年ほど前から体調不良を訴え、嘔吐や寝込んだりを数回くりかえし、ついには帰らぬ人となってしまいました。
海外では同じ事例が報告されているものの、国内では初の「エナジードリンク常用によるカフェイン中毒で死亡」というニュースが衝撃を呼びました。
アメリカでは、エナジードリンクを飲んだ後の急性カフェイン中毒で、過去8年間に18人もの死亡例が確認されています。
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急性カフェイン中毒になると起こる症状
・胃痛、吐き気、嘔吐
・下痢
・めまい
・心拍数の上昇
・不整脈
・血圧の上昇
・不安感
・焦燥感
・震え
さらに重症になると、、、
・精神錯乱
・幻覚、幻聴
・パニック発作
・痙攣
・足がつる
特に18未満の青少年と妊婦さん。そして高血圧や心臓病などの持病がある人はカフェインの取りすぎは厳禁です。
また病気で薬を服用中の人は医師と相談すること、アルコールと混ぜて飲んではいけない、健康な成人でも1日のカフェイン摂取量が400mgを超えないことが注意として挙げられます。
海外のリスク管理機関などが勧告している目安量は以下になります。
一日当たりの悪影響のない最大摂取量
妊婦
◯ コーヒー カップ 3〜4 杯 【世界保健機関(WHO)】
◯ 300mg/ 1日あたり
コーヒー カップ 4~6 杯(150ml/ 杯) 【オーストリア保健・食品安全局(AGES)】
◯ 200mg/1 日あたり
コーヒー マグカップ 2 杯 【英国食品安全庁(FSA)】
◯ 300mg/ 1日あたり
コーヒー マグカップ 2 杯(237ml/ 杯 ) 【カナダ保健省】
4歳以下
◯ 2.5mg/kg 体重 / 1日あたり
4〜6歳
◯ 45mg/1日あたり
コーラ1缶(355 ml)当たりの カフェイン含有量 36~46mg
7〜9歳
◯ 62.5mg/ 1日あたり
10〜12歳
◯ 85mg/ 1日あたり
健康な成人
◯ 400mg/ 1日あたり
コーヒー マグカップ 3 杯(237ml/ 杯 )
【カナダ保健省】
妊婦さんやお子様は十分に摂取量に対して、気を配らなければいけませんが、
健康な成人であっても過剰にカフェインを摂りすぎると、身体に悪影響を及ぼします。
朝に目覚めのコーヒー1杯と、エナジードリンク1本で、軽く1日の摂取量を超えてしまうこともあるのです。
疲れは取りたいけど、カフェインの摂りすぎは防ぎたいという方は、ノンカフェインの栄養ドリンクを選びましょう!
人気があるのは大正製薬の『リポビタンフィール』
リポビタンフィールはノンアルコール・ノンカフェインの栄養ドリンクで、風邪をひいた時や妊婦さんでも安心して飲むことが出来ます。
低カロリーで飲みやすい点も魅力ですので、女性に高い人気を誇る栄養ドリンクですです。
栄養ドリンクの代表格であるリポビタンシリーズの1つで、タウリンやビタミンB群など6種類の有効成分が体力の回復に役立ちます。
こちらもオススメ!武田製薬『アリナミンRオフ』
アリナミンシリーズの中でも、BCAAを配合した肉体疲労に効果的な栄養ドリンクです。
BCAAは320mg入っており、他にもビタミンB群などの有効成分によって肉体の素早い回復に役立つ栄養ドリンクです。
「ノンカフェイン」ですので、覚醒作用はなく、疲労感を取り除く効果は期待できませんが、寝る前の栄養補給に最適で肉体疲労を翌日に持ち越さない為の使用が最適です。
夜おやすみ前の栄養ドリンクとしてオススメです。
体力の回復や、栄養補給には、ノンカフェインの栄養ドリンクはとってもオススメです!
コーヒを水やお茶のようにガブガブ飲んでしまったり、栄養ドリンクやエナジードリンクをジュースのように飲んでしまっていると、疲労感の解消をするどころか、逆に身体の不調を招いてしまい、最悪の事態になる危険性もあります。
カフェインの力を借りることが必要になる日もありますが、1日の摂取量に気をつけながら摂るように心がけましょう。
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