鉄不足による貧血が疲れやすい原因に
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疲れやすい原因の一つに貧血があげられます。
立ちくらみがしたり、最近ずっとだるい・・・など、近頃このような症状で悩んでいるのなら、それは鉄不足が原因かもしれません。
鉄分が不足してくると酸欠状態に陥って、息切れやめまいなどの貧血の症状が現れます。
また、酸素を細胞に運べなくなるために持久力が低下して、疲れやすいなと感じるようになります。
特に日本では女性に多く4人に1人が貧血(2人に1人が貧血予備軍)だと言われています。
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近年では女性だけではなく、近年男性の鉄分不足も目立ち始めていて、鉄分不足が原因で重い病気を発症するケースもあるそうです。
ですが自分が貧血、鉄分不足だと感じている人はかなり少く、症状がただの疲れや、寝不足のときと区別がつきずらく、症状に気づかないが貧血であることを『隠れ貧血』と呼ばれています。
ダイエット中の方や、妊娠中食事による栄養補給が不十分なのに最近ブームのランニングなどで運動しすぎの方など…隠れ貧血になる理由は様々です.
もしかしたら、隠れ貧血の裏にさらに大きな病気が隠れているかもしれません。
また、貧血の『慣れ』にも注意が必要です!
貧血に気づかないのも一つですが、貧血である状態に慣れてしまい、貧血であることをあまり意識しなくなると、症状は悪化するばかりです。
まずは、自分が貧血ではないかどうかセルフチェックをしてみましょう!
1 疲れやすい
2 体がだるい
3 朝起きるのが辛い
4 頭が重い、頭痛がある
5 身体を動かすと動悸や息切れがする
6 顔が青白い
7 氷が食べたくなる
8 めまい、立ちくらみがする
9 爪の真ん中くぼんでいる
10 爪が薄く、割れやすい
11 食欲が出ない
12 まぶたの裏側が白っぽい
3つ以上チェックがついた方は注意が必要です!
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1日に必要な鉄分
鉄の必要量は1日当たり成人男性が10mg、女性が12mgです。
妊娠中、授乳中の方は20mg、閉経後の女性は10mgが必要です。
鉄は肉や魚介、野菜など色々な食品に含まれていますが、その含有量は少なく、吸収率も高くありません。
それだけに、意識して摂取しないと不足してしまいがちな栄養素です。
例えば、成人が必要量を鉄分が多い野菜《 ほうれん草で摂取した場合 》
男性の場合、300gの束を約30束
女性の場合、300gの束を約42束
かなり多いですね….ですが鉄は加熱しても失われない栄養素なので、おひたしやソテーなど加熱すればカサが減るので取れない量ではありません。
一つ注意があり、ほうれん草は非ヘム鉄といって体内に吸収されずらい鉄分です。
鉄分には2種類あり、肉や魚などの動物性食品に含まれているヘム鉄と、野菜や海藻類に含まれている非ヘム鉄に分かれます。
非ヘム鉄は体内でヘム鉄に変えて取り込む、という作業を行わなければならない為、ヘム鉄に比べ、摂取量に対しての吸収量が減ってしまいます。
非ヘム鉄を効率よく取り入れるにはビタミンCやたんぱく質を多く含む食品を一緒に摂取することが大切です。
またお肉類だとダントツで《 レバー 》がとても多く鉄分を含んでいます。
豚レバーだと100gで13gの鉄分を含んでいますので、成人の必要量をクリアできます。
鶏レバーでも100gで9gの鉄分を含んでいます。
またレバーはヘム鉄なので体内への吸収率も良いですね。
レバーが苦手でなければ積極的にとることをお勧めします。
ちなみに私は焼き鳥、焼肉屋さんに行ったら必ずレバーを食べます!
(もともとレバー好きというのもありますが笑)
食事でなかなか必要分を取りきれないなという方はサプリメントに頼るのもいいでしょう。
鉄分サプリを選ぶ時ですが、
・ヘム鉄100%またはなるべく多く含むもの
・吸収率を高めるビタミンC、葉酸を含むもの
・無添加、無着色であること
を確認して、1日に不足する分を補える鉄分量を含んだものを選ぶようにしましょう。
また、鉄分を含む飲み物で摂取するのもお勧めです。
私はこれによくお世話になります。
《 雪印メグミルク・1日分鉄分のむヨーグルト》
コンビニやスーパーで買うことができます、味も美味しくて、とっても飲みやすいですよ!
なんと鉄分⒎5gを含み、ビタミン12と葉酸も含まれている優れものです。
貧血にひそむ病気
貧血はただの鉄不足ではない場合があります。
病気や月経により、出血が続くことで貧血を招くことがあります。
まず病気で考えられるのが、胃がんなど消化器の疾患による継続的な出血です。
貧血から胃がんなどの早期発見につながった方も増えてきています。
この場合、排便時に血が混じることも多い為、異変に気づいた時点ですぐに病院へ行きましょう。
月経血の量や期間は人によって異なりますが、特に量の多い方はその影響で慢性的に貧血の状態になりやすいです。
または子宮筋腫をもっていて、筋腫が子宮の内側にある場合も月経の出血量が増える原因になりますし、筋腫が他の部分に出来た場合は、筋腫が成長するにつれて子宮を圧迫してしまう為、常に出血してしまうこともあります。
貧血が特に女性に多いのは、男性よりも血液を失う機会が多いからです。
血液細胞が減少することも原因の一つです。
骨髄にある造血幹細胞で、血液に必要な赤血球をはじめ、白血球、血小板、血液に必要な全ての細胞が減少してしまう病気です。
この再生不良貧血は原因不明のことが多く、確実な治療法もない為に難病の1つに指定されている貧血です。
一般の貧血症状の他に、皮膚や鼻からの出血、注射した後に出血が止まらないなどの症状が見られます。
その他にも、体が十分な量の赤血球をつくれない病気や、また激しい運動による貧血も考えられます。
スポーツ選手にも多く見られますが、激しい運動をすることで足裏の血管内で自らの赤血球を踏み潰し破壊してしまいます。
貧血には様々な原因があります。
一番の原因は鉄の不足にあり、食事を見直したり、足りない分はサプリメントで補充してあげることが大切です。
また、貧血の奥に重病が発見されることもあります。
少しでも異変を感じた時は必ず専門医を受診しましょう!
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