疲れやすい40代の原因は老化が進んでいる!?
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疲れた〜最近疲れやすい・・・、疲れが取れない
とついつい口に出てしまうのが悩み、という40代のお客様が多いです。
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20代に比べると体力も持たなくなっているし、疲れやすくなっているし、何より疲れが抜けにくいと感じる方も多いそう。
30代ではもう一踏ん張りと行けたところ、40代だとだんだん無理が効かなくなてきます。
30代は体力的にはまだまだ元気です。
しかし、40代になるとなかなか疲れが抜けにくくなり体力的に衰えを感じる人も多いのでは?
20〜30代と比べて、40代では回復力が落ちてきます。
気合いの栄養ドリンクを飲んでも効果なし、だるさがずっと続くような感じだと、多くの40代の方が言っていました。
原因は年齢を重ねるごとに代謝が落ちて、身体が老化していることです。
30代に入ると様々な要因により、体内外の老化が進んで行きます。
生きている限り、老化を止める事はできません!
時間は止められないし、戻すこともできませんか、スピードをゆっくりにすることは出来ます。
老化の原因となっている生活習慣を見直し、老化のスピードを変えましょう!
カラダがサビる!?酸化
「酸化」とは、物質と酸素が結合する化学反応のこと。
鉄がサビるのも、食品を室温で置いておくと色や味が変化(大体は黒っぽくなる)するのも酸化が原因です。
もちろん人間も例外ではなく、呼吸によって取り入れた酸素は栄養素と結びついてエネルギーになります。
しかし、その一部は化学反応が起こりやすく「活性酸素」へと変化していきます。
活性酸素には激しい酸化力があり、この活性酸素が体内に生じた状態を「身体の酸化」と言います。
ちなみに活性酸素には善玉と悪玉があります。
善玉は免疫力向上などに役立つといわれており、悪玉はさまざまな病気を引き起こすと言われています。
活性酸素が増える原因
【 紫外線 】
紫外線を浴びると、皮膚を守ろうと体内の活性酸素が活発化します。
活性酸素による細胞の酸化を食い止めるために“メラニン色素”が発生し、シミの原因となってしまいます。
コラーゲンも紫外線によって酸化してしまうため、肌の弾力が失われシワのできやすい状態に。
活性酸素を活発化させないためにも、日焼け止めクリームや日傘などを使って、紫外線から身体を守るようにしましょう。
【 喫煙 】
タバコに含まれる発がん性物質のタールが肺に入ると、体内の免疫システムがはたらき、有害物質を排除しようと活性酸素が発生します。
活性酸素によって肺の細胞組織が破壊されて、息切れや肺がんの発症リスクが高まります。
受動喫煙でも有害物質を体内に取り込んでしまうので注意が必要です。
また喫煙によってビタミンCが大量に失われます。
このビタミンCは抗酸化に有効な栄養素で活性酸素を除去する働きがあるので、喫煙によって起こるビタミンC不足は間接的に酸化を早めてしまいます。
【 ストレス 】
人間は強いストレスを感じると、血圧が上がるなど血管に負担がかかり、活性酸素を発生させます。
それによって血管の内壁を傷つけることがあり、傷口を治すために集まった血小板が血管をさらに狭くしてしまうことで、血流が悪化してしまいます。
また、活性酸素は血液中のコレステロールを酸化させ、動脈硬化を引き起こす原因となることもあります。
【 飲酒 】
お酒やアルコールなどを摂取すると、胃や腸などでは吸収されず肝臓に送られます。
アルコールは肝臓で分解されますが、この分解の時に活性酸素が発生するのです。
活性酸素とは大気に含まれる酸素分子が反応性の高い物質に変化したものです。
やがて、活性酸素の攻撃によって肝細胞は傷付き、アルコール性肝炎などの疾患のもとになることも…
お酒の飲みすぎには気を付けましょう。
【 食品添加物 】
コンビニやスーパーのお惣菜やお弁当、カップラーメンなどの加工食品のほとんどに食品添加物が使われています。
体内に取り込まれた食品添加物は肝臓で解毒・分解されますが、その多くが肝臓では分解ができず体内に蓄積されていきます。
それをなんとか肝臓で分解しようとする過程で活性酸素が発生してしまい、その結果、肝臓に大きな負担がかかってしまいます。
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抗酸化生活を始めよう!
活性酸素によるカラダのサビ付きを防ぐ『抗酸化』を普段の生活から心がけることで、肌や髪、骨の老化、生活習慣病、ガンの予防にもつながります。
酸化の原因となる生活習慣を見直すことももちろんですが、抗酸化に効果がある栄養素をバランスよく摂取することで身体のサビつきを予防をしましょう!
《 抗酸化に効果的のあるおもな栄養素 》
● ビタミンE
活性酸素による細胞の酸化を防ぎます。血液循環もスムーズにし、体内の代謝をよくするはたらきもあり“若返りビタミン”として重要な栄養素です。
【多く含まれている食品】
アーモンドなどのナッツ類、アボガド、うなぎ、ひまわり油、抹茶など
● ビタミンC
細胞に代わり酸化されることで細胞を保護し、活性酸素の害を減らします。また、酸化してしまったビタミンEの抗酸化作用を再生させるはたらきもあります。
ビタミンCは細胞と細胞をつなぐコラーゲンの生成を促す作用もあるので、不足してしまうと肌荒れやケガの治りが遅くなってしまう原因に。
【多く含まれている食品】
いちご、キウイフルーツ、ピーマン(特に赤、黄)、ブロッコリーなど
● 亜鉛
亜鉛は活性酸素を抑える酵素の構成成分で、抗酸化作用に役立ちます。
また、肝臓でアルコールを分解する際にも必要不可欠な栄養素で、不足すると二日酔いになりやすくなります。
【多く含まれている食品】
牡蠣、牛肉、うなぎ、牛や豚のレバー、カシューナッツ、ごま、卵黄など
老化を防ぐには、身体を錆び付かせるのを防ぐ、抗酸化物質を補給することがとても重要です!
身体が焦げている!?糖化
老化を促進させるもう一つの要因は「糖化」です。
活性酸素による酸化が「体のサビ」と言われるのに対して、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれています。
糖化は、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象。
この細胞の劣化が肌のシワやくすみ、シミなどとなって現れます。
それだけでなく、糖化によってつくられるAGE(糖化最終生成物)は内臓をはじめとする体内組織に作用して、多くの病気の原因となることが分かっています。
糖化を簡単に言うとホットケーキを作るときに、こんがりと焼けてこげ茶色になりますよね?これも糖化の一つです。
ホットケーキは主に小麦粉、砂糖、卵、牛乳でできています。
「糖質」である砂糖と「タンパク質」である卵や牛乳が結びついていて、さらに加熱されて糖化が始まります、それがこげ茶色の正体です。
お菓子がこんがり焼けるのは美味しそうで良いですが、同じことが人間の体内やお肌で起きていると思うとかなりゾッとしますよね。
糖化によって肌のハリを保つコラーゲンが破壊されると、お肌の弾力が失われてしまいます。
また本来は透明である、コラーゲンや角質が糖化によって黄色や茶褐色に変化し、お肌のシミやくすみとなって現れます。
髪のたんぱく質が糖化すると、髪のハリやツヤがなくなってしまうのです。
ホットケーキやクッキーの表面でわかるとおり、糖化によって生まれるAGEは褐色で硬いのが特徴で、AGEが肌や髪に影響を与えると、年齢よりさらに老けた印象となってしまいます。
糖化が血管や内臓に影響を与えると、もっと深刻です。
血管の組織が糖化によってもろくなると血管壁に炎症が起こりやすくなってしまいます、血管の弾力が失われて硬くなり、動脈硬化が起こります。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの心配が出てきてしまうのです。
骨では骨のコラーゲンが糖化することで、骨の強度が下がり、骨粗しょう症になりやすくなります。
また目では黒目の奥で光を調節するレンズの役割を果たしている水晶体が、クリスタリンというタンパク質でできています。
クリスタリンが糖化すると、紫外線による酸化とあいまって水晶体が白く濁り、白内障を起こします。
脳ではアルツハイマー病と深い関わりがあります。
アルツハイマー病はアミロイドβというたんぱく質が脳内にたまることが原因で、この物質が蓄積すると、脳に老人斑というシミができます。
この脳にできたシミから、大量のAGE(=終末糖化産物=タンパク質と糖が加熱されてできた物質=糖化)が検出されることが分かっています。
健常な高齢者の脳と比べて、アルツハイマー病患者の脳には約3倍のAGEが蓄積されていたという報告もあります。
アルツハイマー病は、脳細胞が死滅して脳がだんだん萎縮していってしまう病気です。
この脳細胞の死滅にも、糖化が関わっていると言われています。
老化と病気を予防する抗糖化習慣を!
体内でAGEを作らない為には、急激に血糖値を上げないことが大切です。
血糖値の上げ下げに重要なのは「食事」です。
短時間に一気に食べる早食いは、急激に血糖値を上げてしまいます。一口20〜30回程度を目安に良く噛んで、ゆっくり食べるようにしましょう。
また食物繊維を多く含む野菜やきのこ、海藻類を先に食べることで、糖質の吸収を抑えることができます。
食事は丼ぶりや、麺類などの単品メニューを避けて、多くの食品が食べられる定食スタイルがお勧めです。
特に血糖値を急上昇させやすいのが、デザートです。
砂糖や果糖は体内に吸収されやすく、AGEを作り出します。
甘いものどうしても食べたいときは、間食ではなく、食後のデザートとして食べるようにすると、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
また、軽めの運動は血糖値の上昇を抑えてくれます。
血糖値は食後1時間でもっとも上昇するのでそのタイミングで、運動を取り入れると良いですね。
食後30分前後に、30分程度のウォーキングをするのが理想的です。
ただし毎日続けることが大切ですから、ウォーキングに限らず掃除をしたり、買物、ストレッチなど、食後に体を動かすことを習慣づけましょう。
逆に激しい運動は血糖値を高めてしまう為、食後は控えるようにしましょう。
食事や運動の他にも、紫外線から身を守ること、ストレスを溜め込まないことなど
、AGEを増やさない生活習慣を心がけてみましょう。
40代での疲れやすい原因である酸化と糖化を予防し、身体の内側も外側も若々しくいられるるようまずは生活習慣から見直してみましょう!
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